スタンディングオベーション

明日は、みんなに、第三稿を配ります。

90％ぐらいの完成版。

本番は、9か月後ですけどね。

今回は、入念に準備を進めて、丁寧に仕上げていくのです。


ひなぼこは、基本、ノリと勢いで色々やっているので

今回の一年半かけて、一つの作品を手掛けているのが、

なんだか、いつもと違う感じで楽しいな。

明日はね、

4人のメンバーには、ちょっと手厳しい話をします。

それに対して、どう反応してくれるか、

僕も、ちょっと緊張しています。


でも、この『見習い魔女のひみつきち』っていう作品を、

9か月前の段階で、「まあ、しょうがないか。」っていう状態にしたくないのです。



半年前。僕は、この作品の為に動き始めて、

第一稿の、第一幕、二幕まで出来た時点のシナリオを、ゆうくんに見てもらいました。

そこで、ゆうくんが言っていたのが、

「この作品は、ちゃんと出来たら、チケット代5000円出しても良いような、大掛かりな物になりそうだけど、大丈夫なの？」

と心配されました。

まあ、ゆうくんの憂いは、『ひなぼこ楽団には、手に負えないスケール』なんじゃないかっていう所を、僕に忠告してくれたんだと思うんですけど、


僕は、それを聞いて単純に嬉しかったんです。

つまり、ちゃんと出来たら、5000円の価値のある舞台になりそうな物語なんだなって。


まあ、ひなぼこのホール発表会は、毎回、チケット500円。っていう伝統？があるので、

そこは崩さずに、今回もやろうと思っているんですけど、
（チケット代を高く設定してしまうと、会場費が高くついてしまうっていう事情があったりするんですけどね。）

500円で来たのに、5000円分の価値を感じて帰ってもらえたら、

最高じゃないですか！！！


まあ、そんな打算的な話は置いておいて、


とにかく、来年の3月には、

200人の観客から、スタンディングオベーションをもらいたいよー！！！